認知症について思うこと。

こんにちは♪

先日「認知症になる人はこれまで色々なことを我慢して生きてきた人が多い」という説があると聞きました。

そうかも💡と思いました。

私は今実際に介護に関わったりはしていない立場ですが、親戚・家族など身近に何人かいます。
昔は親しくしていたのに、もう私のことはよく分かっていなかったり、完全に“知らない人”だったり(^^;)

以前はめったに怒らなかったのに怒りっぽいことが増えたり、感情的になる場面が多かったり。
そばで介護をしている家族にとってはただでさえ大変なのに何なのか!とついつい喧嘩になったり、悩みの種となったりするようです。

でも私が「これまで色んなことを我慢してきた」説を聞いた頃、たまたま私の家族が好きな食べ物だとか、好きなスポーツチームのことだとか、昔は話さなかったことを話すようになったと聞きました。
介護する家族とも「へぇ～、きっと今まで言えなかったんだね。良かったね(^^)」と笑い合いました。

今よりも「男だから」「女だから」など様々なしがらみで言いづらいこともたくさんあったでしょうし、今の70代後半以上の方などは「本当に思っていることを言ってしまったらどうなるか分からない」というような戦前・戦中・終戦直後を過ごされてきた方も大勢いらっしゃることと思います。

そんな時代を生きてきた方たちが周りを困らせるほど好きなこと言いたい放題言えたり、なんでもすぐ忘れたりというのは平和だからこそでもありますし、普通にしているとついつい我慢しちゃう癖がある人へ「もう何も気にせず、自由に喜怒哀楽を表現していいんだよ～」と神様からのプレゼントかもしれないと私は家族の話を聞きながら思うんです(*ﾟーﾟ)

私がそんな風に捉えるようになったのと時を同じくして家族の介護する側もされる側も電話の声や写真などから笑顔がどんどん増えているように感じます。
めったに会えなくても忘れられていても潜在意識下で繋がっているんだなと思います。

なので私は直接何かするわけではないですが、これからもそれぞれ楽しもうね～♪と心の中でエールを送り、自分の生活をしっかり楽しんでいくことが良いような気がしています(^^)

それでは今日も気楽にお過ごしください♪
はなこ